同人誌写真集を作ろう

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三分割法

三角構図法

対角線構図

シンメトリー構図

三分割構図(三分割法)とは

三分割構図とは、画面を水平線と垂直線を2本ずつ等間隔に引いて、縦と横それぞれ1/3ずつに区切って9等分(上下・左右方向にそれぞれ3等分)に分割すると仮定し、その線上もしくは線同士の交点に、被写体のの重要な要素を配置することで、バランスの取れた、安定した構図になるという法則で、まとまりの良い配置の定石でもあり、「黄金分割」とも呼ばれています。

人物や動物などを撮影する場合は、被写体の体を垂直線と平行になるよう配置し、被写体の目の位置が上側の水平線と同じ高さになるように撮影する。

電車や車など動いているものを撮影する場合は、人物を撮影するときのように、被写体が動いている方向に合わせて被写体の前の空間を余分にとるように撮影することが多いです。

 

【三分割構図を使った写真例】

左の写真では、被写体であるペンギンを三分割した交点に配置し、体を垂直線と平行にして撮影しています。
右の写真では、交点に被写体である飛行機を交点に配置し、その進行方向に空間を取った構図で撮影しています。

三分割構図は写真撮影の基本的なテクニックですが絶対的に正しいというものではありません。
ですが、写真を撮影する際に構図に迷ったりした場合には、「三分割構図(三分割法)」を意識して撮影すれば良い写真が撮れるでしょう。