同人誌写真集を作ろう

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三分割法

三角構図法

対角線構図

シンメトリー構図

対角線構図とは

対角線構図とは、対角線を意識して被写体を撮影する方法です。ここでいう対角線とは、写真の四角から引いた線をイメージするといったものではありません。どんな角度でも、被写体となるものに角度があれば対角線構図といってもいいでしょう。

撮影する際に被写体を斜めに配置することを意識することで対角線構図の写真になります。
対角線構図を上手く使うことで視線に流れが生まれ、写真に奥行きを出したり、動きのある写真にすることができます。
被写体が斜めになっていない場合でも、カメラのアングルを変えて撮る角度を斜めにするなどして対角線構図の写真を撮影してみてください。

 

【対角線構図を使った写真例】

左の写真は海を被写体とした風景写真ですが、左下から右上に伸びている海岸線を対角線と捉えた対角線構図となっています。
右の写真は木を被写体に、三分割構図、三角構図を使った写真ですが、右下から左上に伸びている木を対角線として捉えた対角線構図の写真といえます。

対角線構図は水平を崩して撮影する構図です。その為、写真を不安定なものにしてしまうことになります。写真撮影の基本は、水平・垂直に被写体を撮ることで安定感を出すことです。
そのことを理解した上で撮影して下さい。