同人誌写真集を作ろう

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三分割法

三角構図法

対角線構図

シンメトリー構図

シンメトリー構図とは

シンメトリーの意味は「左右の大きさ・形・色などの釣り合いが取れていること。左右対象。」とあります。
写真撮影でいうところのシンメトリー構図とは被写体が上下、または左右に対称になっている構図のことをいいます。また、対角線上にあって点対称になっている場合も含みます。
写真の場合では、被写体が完璧にシンメトリーになっていなくても、それに近づける事によって安定した構図が得らる写真となります。

しかし、山などの風景や動物を被写体にシンメトリー構図を使うのは難しいとされています。これは、自然界の中では対称性を持つものが無い為です。そういった点からも、シンメトリー構図は人工物を被写体にした写真によく使われる構図となっています。

 

【シンメトリー構図を使った写真例】

左の写真は、ビルを被写体にした写真です。人工物であるビルを左右に配置してシンメトリー構図を意識した撮影をしています。また、高さのある建物を三角構図使って安定感のある社員にしています。
右の写真は象の群れを被写体に撮影した写真です。自然界には無い対称性を象2頭を左右対称の位置に配置して撮影することで、シンメトリー構図の写真としています。

シンメトリー構図を使った写真の良さは、均整のとれた写真・対称性からくる上品な感じの写真になるといったところでしょうか。被写体にシンメトリーの要素がなくても、ちょっと工夫すればシンメトリー構図に近づけた写真にできるのでぜひ挑戦して下さい。